アメリカ留学日記【イキアタリバッタリ】

2016年9月から約1年間アメリカのオレゴン大学に留学していました。何気ない日常の中の気づきを書いた日記や、留学情報まとめなどを発信していきます。

318日目【最後の週末】

ついに、最後の週末が来てしまいました。金曜の夜からインターンの友達と車で2時間ほど離れたGrants Passというところにある友達の家に遊びに行きました。(そのときの様子はこちらの動画で!)

本当はキャンプの最終週に当たる来週にしようってことになっていたのだが、僕が最終週には仕事がないため日本に帰ってしまうということもあって、一週間前にズラしてくれた。

いろいろと「最後」ということが多くなってきて本当に寂しい。留学中に意外と早く帰りたいなとか、まだ半年もあるのかとか考えることもあったりした中で、こうして最後にいい思い出で終われるのはとても幸運なこと。こうして今アメリカにいれるのは両親や日本で支えてくれる親せきや友達、大学の関係者の方だけでなく、オレゴン大学のスタッフの方たちや現地での友達のおかげだなというのはつくづく感じている。

とは言っても、あと手元には6000円しかなく、クレジットカードは止まってしまっているので(クレジットカード情報を盗まれてしまった話は以前ブログで紹介しました。笑)ぎりぎりの生活をしています。というのも、ドルから円に換金するのに損をしたくないということで、日本に帰ってから買う予定だったGoPro5をこっちで購入したのです。笑 配達日が出発の2日前ということでやや心配なんだけど、大丈夫かな…笑

今日は日曜日で、のんびりを朝を過ごし、これから動画をつくったり、家族にお土産を買いに行ったりしようかなと思っています。
最後の週末。最後の日曜日。

313日目【大学という異文化】

友達と話していて改めて実感したのが、大学というのはその地域の文化とか雰囲気とかそういうのとはまた少し違う世界だなということ。

大学で生活する時間が減って、大学外での生活が主体になっている今(インターンは大学なんだけど笑)、これまでにはなかった気付きがあることが多い。特に友達の家に遊びに行ってみたりすると、アメリカ人の生活がよくわかったりする。(2週間前に行ったインディペンデンスの動画がこちら

そういう点ではホームステイだったり、ワーホリだったりっていうほうが文化的な学びは多い気がする。もちろん大学は大学で独特の文化があり、多種多様な人との出会いがあるのだけど。その多様さ上に、失われるものというか、その国の本質が見えにくくなっていたり、隠されてしまったりするということも学んだ。

だからこそ、このインターンで得た2カ月はとても意味があり、それはインターンを通しての成長だけでなく、直接アメリカ文化に触れる経験でもある。

あと約10日間。全力で駆け抜けよう。

312日目【まさに夏休み】

先週末はCoos Bayに住む寮で一緒だったカイの家にザックと共に三度目の泊まりに行ってきた。

カイは最初の学期から仲がよくて、最初の学期の終わりにはカナダに二人で旅行に行ったり、授業を一緒に撮ったり、いろんなところに出かけたりしてた。

今回は彼の家の近くにある砂丘と海に行ってきた。というのも、前回彼の家に行った時の帰り道に砂丘っぽいのを見つけて、あれはなんだ!となったのがきっかけ。カイからしてみると生まれた時から砂丘が近くにあるので別に特別なものだと思っていなかったようで、次来た時に連れてってやるよと約束してくれていたのでした。笑

こうやってアメリカに住んでみて思うのは、アメリカは本当にでかい。自然よりもビルに囲まれて生きるのに慣れている僕にとってはどこに行っても絶景で、一日の終わりには何か所の絶景を回ったのかわからなくなるくらい。

最近、日本の絶景を見てももう驚けないんじゃないかとリアルに考えつつあるくらい。そんなこんなでほんとに大興奮の旅でした。これにてアメリカでのバケットリストはほとんどコンプリートかな!

今週末もインターンの仲間の実家に行くのでそれも本当に楽しみ。
アメリカでの生活のあと少しだから本当に寂しい…

308日目【小さなつながり】

今日はインターン終わりに、今の仕事を探すのを協力してくれたキャリアセンターの担当の方と話に行った。

担当者の人もオレゴン大学に移ってきたばかりの人なのに、本当に最後まで協力してくれて、結局今の仕事もその人の紹介なわけで、本当にお世話になった。(インターン獲得までのお話はこちら

話の中でも出たけど、こういう小さなつながりとかが将来役に立ったり、選択肢が広がったり、成功のための大事なチャンスになったりするってことも身をもって学べたなと思う。

インターンを取れたことでアメリカに残ることができたこの2カ月は留学生活の中でも一番大きな変化を僕自身感じていて、本当に残れてよかったなと思う。

一方で、もうあと2週間になろうとしているアメリカでの残りの生活に、帰ったらいったいどんな感じなんだろうかともはや想像もできないくらいになっている。

もうとっくのとうに留学最終章ははじまっていて、それでも最後の最後に飛行機に乗ってアメリカから飛び立つまで挑戦して、楽しんで、今この瞬間を大事にしたい。

306日目【アメリカでの学びを一言で表すと】

アメリカに来て学んだなと思うこと一番中心にあるというか、一言で表すとこれっていうのが「人生のバランス」な気がする。

アメリカに来て、小さな発見の連続であり、小さな学びの連続である。
なんか、それぞれの気づきや学びの中にものすごい驚きがあるわけではないんだけど、留学の後半になってみて、あ、ここがなんか考え方変わったなとか、感じ方が変わったなって感じることが多くなってきている。

それは人生の選択の中で何をどれくらい優先し、その代わりに何をあきらめるのかってところに大きくかかわっている気がする。

例えば家族の存在。いつも会っている家族ってそんなに優先順位の高いものではなかった。

例えば仕事終わり。疲れ切った仕事終わりから車でちょっと遠くまでお出かけなんてあんまり考えたことなかったし、特に次の日も仕事があるのなら、次の日のために休まなきゃなんて考えてたりした。結局家でダラダラしてても、友達とはしゃいでストレス発散するほうがいい休憩になったりする。

例えば友達。バイトをする時間。課題をする時間。使うお金。自分だけの趣味。いろいろ比べるものは多いけれど、すべては友達のためには出し惜しむべきではないのかもしれない。

例えば隣の人。大人数ほど楽しいものはない。隣の人。友達の友達。そのまた友達。いろんな人と話し、いろんな人との出会いを大切にすることは人生を豊かにしてくれる。

いろんな学びがある。だけど、アメリカ人の人生のバランスは今まで考えたこともなかったバランスで、それはきっと、違う人間に生まれかわったくらいのインパクトを残したに違いない。これは旅行だけでは学べない、一年間過ごしたからこそ得られた宝物である。

305日目【怖いものなし】

今日は先週に引き続き、友達と一緒にバスケをしに行ってきた。どうやらメーリスみたいなものがあるらしく、それで招集された人でやっているみたい。

別に部活でバスケをやっていたわけでもない僕は、背の高いアメリカ人に囲まれアジア人のDNAを恨みながら、初めて参加した時は結構びびっていたりしていた笑

だけど、実際に話してみるとめちゃめちゃいい人たちだし、僕が下手でも責めたりなんかは全くしなくて、ちゃんとパスも回してくれるし、得点したらナイスシュート!って一緒に喜んでくれる。

見た目だけでビビるって結構あることだけど、この留学を通して、やや減ったなと感じることが多いし、もっともっと減らしていきたいななんて思ったり。

それにしてもだいぶバスケうまくなったなあ笑

304日目【アメリカの田舎町にて】

お久しぶりです。今週末は僕の住んでいる町から1時間半ほど先にある友達の家に泊まりに行ってきた!

僕の友達は将来レストランを開くことが夢で、もうお父さんのレストランで働いている。そのレストランがこちら!めっちゃくちゃおいしいメキシカン料理が食べられる!

インディペンデンスという町はどの家もかなり新しい新興住宅地帯といった感じで、僕らが思い浮かべるアメリカの住宅街の街並みそのもの。これまでいろんな町を回った来たけれど、トップレベルに好きな街だな!(ただ、友達がいないと何もすることがない本当に小さな町笑)

驚いたのは言語。この町の多くの人がスペイン語を話し、親世代はスペイン語が共通語。友達の親もほとんど英語が話せません。(ちなみに僕の友達はスペイン語と英語のバイリンガル)。それ以外にも、友達の親はカード(戸籍証明証のようなもの?)を持っていないので、一度アメリカを出たらもう戻ってこれなくなるため、メキシコにも帰れないんだとか。深くは聞かなかったけど、なんだか複雑な気がする。

インディペンデンスでは、友達に町を案内してもらったり(わずか1時間程度で紹介できてしまうという笑)、川に遊びに行ったり、友達のサッカーのトーナメントを見に行ったり、のんびりと過ごしていた。もうすぐ東京に帰る僕にとってはこういうのんびりした時間は本当に貴重だから感謝。

インディペンデントに住む他の2人の友達とも再会できバケットリスト達成。またこの三人にも会えるといいなあ。今日はすんごい疲れてるし、明日からまた仕事だし早めに寝よう…。