アメリカ留学日記【イキアタリバッタリ】

2016年9月から約1年間アメリカのオレゴン大学に留学していました。何気ない日常の中の気づきを書いた日記や、留学情報まとめなどを発信していきます。

秋学期(9月26日~12月6日)


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10週間の秋タームが終わりました。(ちなみにオレゴン大学はクウォーター制です。)

まずは、基本情報。

秋学期は、フランス語、国際発展、ギターをとっていました。僕の通っている日本の大学との違いは、外国語の授業を英語ではなくその言語で行うこと、そしてどのクラスにもディスカッションという時間が週1で用意されていて、少人数で授業の内容について話し合う時間があるところです。また、アメリカは課題の数が多いです。そのためバイトをしている学生は日本ほど多くなく、みな勉強に多くの時間を割いています。

寮は、大学を出て道の向かいにあるハミルトンという大学寮で、ハワイ出身の交換留学生と住んでいます。秋学期でできた友達のほとんどはこの寮のフロアメイトたちです。寮ではみんなで勉強を助け合ったり(邪魔し合ったり?)、テレビゲームをしたり、ダラダラと話していたりしています。

現地で友達を作るのに苦労なんかしないと思っていた

正直、アメリカに来る前は東南アジアを英語を使って旅をしていたこともあり、友達をつくることもさほど苦労しないだろうと考えていました。しかし、実際には寮の友達の話していることが全く分からなければ、発音が悪過ぎて何を言っているのかすら聞き取ってもらえないという有様でした。それでも、英語力をあげるために、なんとしてもアメリカ人と友達になりたかった僕は、とにかくフロアの仲間に声をかけ、どこへでもついていきました。もちろん、友達同士で話している会話なんて全く理解できません。いつもニコニコして、ただ座っている日本人を気味悪く思った事でしょう。笑

それでも、一緒に行動しているうちに、ネイティブのスピード感や独特の言い回し、共通の話題ができ、どうにか話している概要くらいはわかるようになってきたのが2カ月過ぎたくらいからでした。そこから徐々に友達といるのが苦痛ではなくなってきました。

一度友達を作ってしまえばチャンスはいくらでもやってくる

一度友達を作ってしまえばそこからはチャンスはいくらでも出てきます。友達の行くキャンプや、旅行についていけば、そこにも多くのアメリカ人の友達ができます。アメリカでは、友達の友達は自分の友達です。とてもフレンドリーに話してくれます。(だいたい言っていることはわからないのですが…笑)

留学当初は、もっと英語ができるようになったらアメリカ人の友達をつくろうと思ってしまいがちですが、なかなかアメリカ人のグループにあとから入っていくのは勇気のいるものです。最初の数カ月でどれだけアメリカ人のネットワークの中に入っていけるかは、結構重要だったんじゃないかなと自分自身少しホッとしています。

大学生活は毎週末、自分の大学のアメフトチームを応援したり、ゲームしたり、部屋で話したりとゆっくりとした生活をしています。すっかりアメフトにはハマってしまい、毎日youtubeでスパープレイ集を見たりしています。笑
オレゴン州ではマリファナが合法のため、そこらじゅうで学生も吸っています(吸わない人とはほとんどであったことがない)。彼らによると、マリファナはお酒やたばこより体に害はないんだとか…笑

勉強は頑張りすぎず、目標は見失わずに

勉強は留学生のため現地の学生ほどとる必要がありません。そのため、忙しすぎず、暇すぎずでちょうどいいタームが送れました。もちろん、先ほど話した通りつらい時期はありました。これ以上自分から好んでネイティブ達の会話に飛び込んでいくのも嫌になって、だけど日本人のコミュニティに入っていくわけにもいかず、ひたすらにギターを練習し、日本にいる友達と電話しているような時期もありましたが、どうにか一つ山を越えられたかな…?今度は聞くだけでなく、会話に入っていけるようになりたいなと考え始めているところです。

終わりに

なんだかんだでちょっとしたことが自信につながり、それが勇気につながって、ちょっとした挑戦ができる。そしてそれがまた自信に、次の勇気、挑戦につながっています。ときどき、進歩が感じられず不安になるときもありますが、一つ一つ殻を破っていくことが今できることだと思っています。そんな僕は、寮の友達と冬休みのほとんどを過ごすことになるので、またひとつステップアップして帰ってきたいと思います。