アメリカ留学日記【イキアタリバッタリ】

2016年9月から約1年間アメリカのオレゴン大学に留学していました。何気ない日常の中の気づきを書いた日記や、留学情報まとめなどを発信していきます。

306日目【アメリカでの学びを一言で表すと】


スポンサードリンク

アメリカに来て学んだなと思うこと一番中心にあるというか、一言で表すとこれっていうのが「人生のバランス」な気がする。

アメリカに来て、小さな発見の連続であり、小さな学びの連続である。
なんか、それぞれの気づきや学びの中にものすごい驚きがあるわけではないんだけど、留学の後半になってみて、あ、ここがなんか考え方変わったなとか、感じ方が変わったなって感じることが多くなってきている。

それは人生の選択の中で何をどれくらい優先し、その代わりに何をあきらめるのかってところに大きくかかわっている気がする。

例えば家族の存在。いつも会っている家族ってそんなに優先順位の高いものではなかった。

例えば仕事終わり。疲れ切った仕事終わりから車でちょっと遠くまでお出かけなんてあんまり考えたことなかったし、特に次の日も仕事があるのなら、次の日のために休まなきゃなんて考えてたりした。結局家でダラダラしてても、友達とはしゃいでストレス発散するほうがいい休憩になったりする。

例えば友達。バイトをする時間。課題をする時間。使うお金。自分だけの趣味。いろいろ比べるものは多いけれど、すべては友達のためには出し惜しむべきではないのかもしれない。

例えば隣の人。大人数ほど楽しいものはない。隣の人。友達の友達。そのまた友達。いろんな人と話し、いろんな人との出会いを大切にすることは人生を豊かにしてくれる。

いろんな学びがある。だけど、アメリカ人の人生のバランスは今まで考えたこともなかったバランスで、それはきっと、違う人間に生まれかわったくらいのインパクトを残したに違いない。これは旅行だけでは学べない、一年間過ごしたからこそ得られた宝物である。