アメリカ留学日記【イキアタリバッタリ】

2016年9月から約1年間アメリカのオレゴン大学に留学していました。何気ない日常の中の気づきを書いた日記や、留学情報まとめなどを発信していきます。

【完全版】アメリカ留学を満喫するために抑えておくべきこと


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僕はアメリカのオレゴン大学に1年間留学していたのですが、「うわあ、最初からこれ知っておけばよかったなあ…」と思ったことが何度もあります。

今回はそんな留学中の大切なポイントをまとめてお伝えします!

アメリカで知っておくと役に立つ?スラング

アメリカに来た当初は、自分の英語力が足りないこともさることながら、学校では習わなかったようなあいさつや単語が飛び交っていて、ついていけなかったということもうまく会話の輪に入っていけなかった原因なのかもしれません。

そこで、アメリカで生活していてよく聞くなという言葉やフレーズをまとめてみました。

dude/bro

日本でいう、「お前」みたいなもんだと思います。基本的には男性に使っているように思います。
呼びかけるときにもよく使いますし、突っ込みにもよく使います。Dude!と叫べば、「お〜い〜」みたいな感じのツッコミができるのです笑

What are you up to?

これからなにする予定なの?Up to~で、〜するところみたいな感じです。

sup

What's upの略?笑
寮の友達とすれ違う時によく言います。それ以外にもHow's goingなども使いますが、基本的にSupと返すか、GoodとかNot muchとか短く通り過ぎながら答える感じです。
真面目に立ち止まって答えていたりすると変わった人だと思われてしまいますね笑

f○ck/f○cking

本当によく聞きます。女の子でも使います。なんか嫌です。笑
日本でいう、めっちゃとかマジとかに当たるんですかね。

sh○t

日本語のクソと同じですね。笑
なかなか興味深いと思いませんか?

huh?

聞きとれなかった時など、はあ?と聞き返してくることが多いです。別に怒っていたりするわけでは全くないのですが、なんとなくビビってしまいます。僕も最初の頃はなかなか英語もうまく話せないし結構ビビっていたりしました。笑
けど、アメリカ人は本当に優しいので、頑張って聞き取ろうと何度も聞き返してくれます。
ちなみに、日本語では、なに?と聞き返したりすることがありますが?What?は少しアグレッシブに聞こえてしまうことがあります。
僕はSorryとかExcuse meとかをよく使います。huh?も最近使いますよ笑

Hang out

日本語で言うと「グダる」みたいな感じかなーと思います。Hang out しようと言われたら、テキトーにグダろうぜーみたいに言われてると思っていいと思います!

kick ~'s ass

勝負などで相手をボコボコにするという意味です。スポーツ観戦したりするとよく使われているかも!

Bad ass

You are Bad ass なんて言われることがありますが、いい意味での「イケてるやつ」みたいな意味です。悪い意味で使うことはほとんどないと思います。

 

アメリカ人の友達を作るためのポイント

留学中に誰もが直面する問題が、現地の友達がなかなかできないことだと思います。僕も最初は英語もまともに話せない中で、文化の違うアメリカ人の友達と打ち解けるのに時間がかかりました。そこで、アメリカ人の友達を作るのに意識しておいたほうがいいと思うことを紹介します。

1. 共に時間を過ごす

たとえ英語が話せなくて、話していることが理解できなくても、とにかく一緒に時間を過ごすことが大切です。一緒にいる仲間として認識してもらうことは大切だったなとつくづく思います。ご飯行くか?と個人的に誘ってもらえるようになったり、部屋で話したりするようになるには、英語力がなくても方法があります。

2.とにかく笑顔

友達に、お前はいつもニコニコしているな、とよく言われます。これは全く狙っているわけではなかったのですが、やはり会話に入れなくても、楽しそうにしていることは人を惹きつけるのかもしれませんね。黙りこくっていて、しかも笑顔もないと、変わったやつだと思われていたかもしれません。いつでもウェルカムな感じが出たのかもしれません。ラッキー笑(日本ではよくニヤニヤするなと怒られます。笑)

3.アメリカの振る舞いになれる

アメリカにはアメリカの付き合い方があります。初対面でも、I'm ~, nice to meet you.と話しかけて、雑談をはじめたりするのがアメリカのスタイル。アメリカ人はとにかくフレンドリーです。日本で同じことをやったらだいぶひかれるんだろうなと思うくらいにフレンドリーです。だからと言って、いつまでも日本人らしく礼儀正しくとは言ってられません。他の友達がやっているように、ガンガン話しかけていかないと、いつの間にかすっかり輪の外なんてこともたくさん…。一度慣れてしまえば本当に楽しいです。

4.同じような生活スタイルの友達を見つける

勉強、ジム、趣味。何かと気があう人が見つかると、ずっとずっと楽しくなります。勉強しにいかない?ジム行かない?テニスしようぜ!とお互いに誘い会えるともだちが多くなればなるほど、英語を話す機会は増えていきます。アメリカ人は結構なんでもします。自分で趣味を広げることも、ひとつの留学の醍醐味のような気がします。いろんなスポーツをしたり、音楽を聞いたり、演奏したり…。

5.「丁寧」は必ずしも正しくない

初対面の人や年上の友達、まだあまり話したことがない人。日本だったら敬語を使いある程度丁寧な言葉使いで気を使いながら話すものですよね。しかし、それではなかなか友達ができないのがアメリカです。

このような日本人的な(アジア人的な?)振る舞いは逆に「仲良くなりたくない」ような印象を与えてしまうようです。「Hey man, what's up? How's going? What's your name?(よっ!元に気?調子はどう?名前はなんていうの?)」と陽気に話かけるのが「仲良くしよう!」の印です。日本でやったらちょっと陽気すぎて失礼に聞こえてしまう感じですが、アメリカではやり過ぎかな?と思うくらいにやっちゃっていいです

6.言いたいことは言う。

日本人の傾向として面と向かって嫌なところを言うのはあまり多くない気がします。マイナスな感情は表に出さずに内に秘めるのが日本人ですよね(と少なくとも僕は言われます笑)。

しかし、アメリカではそれではやっていけません。というのも、嫌なことははっきりと嫌というのが彼らのルールであり、嫌と言わない限りはそれでいいということだからです。僕もだいぶいうほうになりましたがそれでもまだまだ日本人だねえと言われます。ただ何も言えなかった頃は結構苦労したものです笑。「俺のベットの上に靴を履いてのるな」「お菓子カスをそこら中に散らかすな」「俺のものはせめて俺に聞いてから使え」と言わなきゃわかってくれないのですから笑

7.いつでも挨拶と握手を忘れない。

国ごとにいろんなあいさつの仕方がありますよね。日本だったらお辞儀をしたり、フランスだったらほほにキスをしたり。アメリカではいつでも握手からはじまり握手で終わります。それは目上の方でも友達でも、初対面でも長い友達でも変わりません。ぜひ自分から手を差し出してみてください。(宗教の都合で握手できない人もいます。してもいいのかわからない時は、相手が差し出すのを待つのがいいみたいですね。)

大学にサークルは存在するの?

スポーツを通して友達を作るには

僕が留学したオレゴン大学ではサークルの代わりに「クラブ」というものがありました。しかし、クラブはなんだかんだ言って、セレクションやらなんやらあったりして結構ガチな感じがあります。僕は昔からテニスをやっていたので入ることができたのですが、30人くらいがセレクションに来て3人くらいしか受かっていませんでした。

そこでおすすめしたいのがピックアップ!

ピックアップとは、それぞれがバラバラに集まって試合をすることです。

例えば、バスケのコートに行けば、そこにいる人で人数を集めて試合が始まります。どんなに下手でも入れてもらえます。(ただし、人数がオーバーしているときなどは、シュートを入れた人から順に試合ができるので、試合に参加できる数は減りますが、一回休んだら次はちゃんと入れてもらえます、意味伝わりますかね…)

僕もバスケのピックアップには何度か参加したことがありますが、とても楽しいです。クラブのスケジュールや、会費に煩わされることなく、スポーツで新しい友達を作ってみたい方はぜひトライしてみてください。

日本語を活かして友達をつくるには

一方で日本語を生かして友達をつくる方法もあります。

日本好きなアメリカ人と友達になれる日本語クラブ

僕はあまり参加していないのですが、僕の友達はよく参加していて、日本語を勉強している現地の学生の手伝いをしています。

そこにくる学生はもちろん日本文化などにも理解がある人が多く、興味がある人も多いのでとても丁寧に接してくれるんだとか。

しかし、気をつけた方がいいのは、基本的には英語ではなく日本語を話すことが求められるため、英語を話したいのであればあまりオススメはできないかもしれません。一方で、お互いに日本語と英語を教え合っている人もいました!

謎の組織「フラット」とは

アメリカの大学にはフラットという組織があって、一緒に生活を共にする共同体みたいなものです。これには、アメリカの大学事情を知る必要があって、アメリカはご存知のようにとても広く、大学は日本のように都市部に集まっている訳ではありません。

そのため、多くの学生は実家から離れた大学に行くので自分で部屋を見つけたり寮に住んだりする訳です。そこで出てくるのがフラットで、フラットという組織は団体ごとにシェアハウスを持っていたり、時にはシェフ付きの食堂を持っていたりもします。

そのフラットに入るための活動をラッシュと言って、年に2回チャンスがあります。具体的にどんなことをするのかというと、フラット主催のパーティーなどに積極的に参加して人脈を作る必要があります。交換留学生は基本的には受け入れてもらえませんが、アメリカ人の友達なんかは一生懸命ラッシュしていました。

基本的にはチャラい集団なので、毎週パーティーに参加するのは体力的にきつそうでしたが…。笑

留学中にもアルバイトはできる!?

留学中のアルバイトの仕方についてお話していきますよ。
特に3つ目の方法は知らない方が多いと思うので、最後まで目を通してみてくださいね。

1.キャンパス内で働く

これが一番簡単にできて、結構留学生にもよく知られている方法ですね。
留学生でもキャンパス内であれば、定められた労働時間の範囲で働くことが出来ます。
仕事の種類としては、図書館、レストラン、授業や研究のアシスタントなどがあります。

2.ボランティアやインターンとして働く

とにかく無給でも海外でも働く経験がしたいという人は方は、キャンパス外でもボランティアやインターンをすることは自由です。
ただしご存知の通り、お給料をもらったりすると留学生として不法であり、問題に巻き込まれてしまうので注意してください。まずは、留学先の担当の方にお話ししてみる事をお勧めします。

3.勉強の一環として働く

この方法を知っている人は少ないのではないでしょうか。僕もつい最近、大学のキャリアセンターで相談していて教えてもらったのですが、この方法を使えばキャンパスの外でも有給の仕事をできるそうなのです。どういうシステムになっているのかといいますと、自分の専攻や勉強に関連することであれば、証明書を書いてもらうことで勉強の一環として有給で働くことを許可してもらうことが出来るのです。

留学中でも海外旅行できちゃいます

1.アメリカ国内旅行は手続きいらず

まずは国内を旅行したい場合。アメリカ国内だけを旅行する場合は基本的には何の手続きもいりません。それはたとえ大陸の反対側に旅行に行くとしても、飛行機を使ったとしても変わりません。

僕自身も休みの度にいろいろな場所をまわっています。バスや電車を使うと意外と安く行けたり、早めに予定が決まっていれば飛行機でも安いのが取れますよ!

2.国外へ旅行する場合

せっかくのアメリカ大陸。日本よりも近いこの機会にいろいろな国に行ってみたいという方も多いと思います。僕も冬休みの際にカナダに旅行に行ってきました。ただ、気を付けなければいけないのが国外へ旅行する際は学生VISAに許諾のサインをもらわなければならないことです。手続きは簡単で、大学の留学生センターに行って担当者にサインをもらうだけです。

サインにはいつからいつまで旅行するのかを記載しなければいけないため、早めに日程を決めなければなりません。サインをもらい忘れたり、サインをもらった紙を忘れるとアメリカに再入国できなくなり大変なことになってしまうのでお気をつけて…。

そいえば、アメリカのチップってどうすればいいんだっけ?

アメリカと聞いて思い浮かぶことのひとつが、チップ。チップとは、サービス料金のことで、お客さんが決めることができるものです。

それだけに、いくら払うかなどは結構悩ましいものです。

今回はアメリカでのチップについて最低限知っておくべきことを紹介します。

1. 実はアメリカ人もレートは把握できていない?

こっちに来て気づいたのは、アメリカ人も他の地域に来るとどのくらいチップを払えばいいのかわかっていないということです。日本でも、地域ごとに最低賃金が違ったりしますよね。それと同じで、アメリカでも物価などによってチップが変わります。そのためどのくらいのチップを払うのかはインターネットであらかじめ自分のいく地域のチップのレートを確認しておく必要があります。

2. どうやってチップ代を決めるの?

サービスがよければ少し多めに、悪ければ少し安く(たまに払わないという人もいます)払います。基本的にチップはサービスがどれだけ満足できたかの指標になります。ただし、電卓でぴったり計算して払ったりする必要はありません。僕の友達がよくやっているのは、大体のレートの中で、料金がぴったりになるようにチップを足します。例えば、13.56ドルなら、大体10パーセントを超えるくらいの1.44ドルのチップを入れて、15ドルにしたりといった具合です。

3. どうやって払えばいいのか

カードでの支払いの場合は、カードで支払った後にレシートに名前をサインする際に、チップという欄があるのでそこにチップ代を書いてわたします。現金の場合は多めに払ってお釣りはいらないよとか、何ドルだけお釣りで返してと言ったり、お釣りをもらった後に払ったり、食べていたテーブルに置いていったり、様々です…笑

全然わからない時は他の人を見て真似たりしてますが、他の人がテーブルに置いていっていなかったら、あとはレジで自分の一番楽な方法で払えばいいと思います。チップはアメリカ人でも完璧にこなしていないことがわかれば、そこまでプレッシャーを感じずに生活できると思います。センキューと笑顔でチップを渡すと喜んでもらえますよ!ただし、メニューを選ぶ時に、そのメニューにチップをプラスした値段が実際の料金だということを忘れずに…笑

田舎に留学する方!意外と忘れがちな買い物にはご注意を

留学して必要なものができたときに思うのが、「やべえ、どうやって買えばいいんだ」ということ。というのも車がないとまともに物も買いに行けないのです笑

ということで、買い物問題をどうやって解決したか紹介します。

1.現地のスーパーやモールで調達

留学した当初はバスに乗ってモールに行ったり、歩いていけるスーパーに行ったりして、生活必需品を調達していました。

しかし、車がないとなかなか面倒なことが多いです。特に僕の場合は現地で携帯を契約していなかったので、Wi-FiのないところではGoogleマップも使えず、バスの乗り換えなど苦労しました。(バスのアナウンスも英語が聞き取れなかったので笑)

2.アマゾン(一番おすすめ)

留学して週カ月後から気付いたアマゾンの便利さ。学生なら2days-shippingが無料なんです。だいたいのものがそろっているし、安いし。文句なし。わざわざ大きな荷物を運ぶ必要もなければ、どうやってモールに行くのかも心配しなくていいのです。

3.日本から送ってもらう。

国際便は少しお金がかかりますが、僕の友達なんかはよく送ってもらっているようです。僕も一度だけ送ってもらいましたが、基本的には現地調達してお金をセーブしています。(無駄遣いしているだけ?笑)

【番外編】僕の一日のスケジュール

まずは24時間の簡単なグラフ。

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睡眠:7時間
自由時間:6.5時間
授業:4.5時間
勉強:6時間(とはいってもYoutubeとか見ちゃったりしてますよ笑)

とこんな感じになってます。

だいたいこんな感じというだけで、友達に誘われれば一緒にジムに行ったり、外出したりもするので、予定がずれることがよくありますが、今日は普通の一日だったなというときはだいたいこんな感じです。笑

授業は日本の大学に比べて少なめですが、課題が多いので勉強時間が長いです。特に言語の授業は予習復習をしていないとすぐに置いていかれてしまいます。なので、アメリカの会話の多い授業では、理解できていないと苦痛の時間になってしまいます。なので、勉強の時間はなかなか削れないですね。ただ、実際に日々学んでいる感覚があって楽しいです。普通の授業でも、リーディングの宿題に基づいてディスカッションをしたりするので、読んでいないとただ座っているだけになってしまうのです。

自由時間は、友達とご飯を食べたり、ジムに行ったり、部屋で話したり、のんびりと過ごしています。お昼はルームメイトと寮の下の学食を食べるのが恒例になっていて、月水でテニスクラブの練習が夜にあります。それ以外は部屋で話したり、図書館に友達と勉強しに行ったりと、誰とたまたまばったり会うかによってやることが変わります。寮にいると誰かしらに会えるので楽しいですよね。

まとめ

いかがだったでしょうか?これさえ知っておけば、留学生活の充実度がかなり変わってくるのではないかなと思っています。少しでも皆さんのお役に立てたら嬉しいです。質問疑問等、いつでもコメントしてくださいね!