アメリカ留学日記【イキアタリバッタリ】

2016年9月から約1年間アメリカのオレゴン大学に留学していました。何気ない日常の中の気づきを書いた日記や、留学情報まとめなどを発信していきます。

269日目【同志】


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同じ志を持った仲間のことを同志というならば、留学においてほかの日本からの留学生は同志である。

「英語を話せるようになりたい」ということを第一の目標としてアメリカの大学にいるのは日本人くらいで(もちろん日本人だってほかの目標を持っている人はたくさんいますよ)、そういう点からも同じ悩みを共有できる人は日本人が多い。(逆に他のアジア諸国からの留学生は最先端の学習環境を求めてアメリカの大学に来ているため、1年だけではなく卒業までアメリカにいるケースがほとんどだ。)

日本人とはできるだけ関わらないと決めていた僕にもなんだかんだで仲のいい日本人は何人かいて、その人たちと過ごすのはやっぱり落ち着くし、気を付けていないとずっと一緒にいたくなってしまう笑

昨日は同じ寮の違うフロアに住んでいて一番仲の良かった日本人二人のユージーン最終日ということで(これからニューヨークに行くらしい)、お昼くらいからずっと一緒に過ごした。たぶん一日の中でこれだけ日本人と過ごしたのは初めてだったかもしれない。お昼を食べて、グダグダ話して、日本人が集まるバーベキューに行ってみて(ここでもいろんな出会いがあって、何年もアメリカに住んでいる人たちの日本人コミュニティだったのでいろいろな話が聞けたし刺激になった。やっぱり、ある程度こっちで過ごしてからそれ以上にこっちで生活している人の話を聞くとよく自分の中に入ってくるし考えが整理される気がする)、帰ってからはトランプして。

何でもない一日なんだけど、こっちに来た中でも一番トップレベルに楽しかった。やっぱり、アメリカという異文化でいつでも自分の中で何かと戦っているんだろうなと改めて実感したりした。

さっきまで友達の荷物を下の階に下して車に積むのを手伝ってきてお別れをしてきた。

ここ最近の空はとっても青くて、夏!って感じの天気が続いている。いまだに考えている。「日本人と過ごして本当の一年間の自由を満喫して楽しむべきだったのか」それとも「日本人とはできるだけ離れて、アメリカ人に混ざって生活するべきだったのか」。僕は後者を選んだ。でも、日本人同士で過ごしていた友達のSNSなんかを見ると、何が成功だったのだろうと思ったりもするのである。笑

選択肢はたくさんある。その中で、自分の選んだ道を「正解」にすることが大切だ。誰かが言っていた言葉だ。

少なくともきっとこの二人や、アメリカ人の友達はアメリカ留学の一年を正解にするための重要な登場人物だったんじゃないかな。9か月間ありがとう。これからもよろしく。